目からウロコな防災メディア防災・減災のススメ

2023.09.12

今、関東大震災が再来したら?経済的影響を予測し地震対策の一助に 〜関東大震災100年〜

2023年9月1日は、有名な関東大震災が発生してからちょうど100年目にあたります。首都圏では、今後30年以内に70%以上の確率でマグニチュード7クラスの大地震 (首都直下地震) が発生すると予測されていますが、関東大震災を引き起こした大正関東地震は、まさに100年前に発生した首都直下地震でした。今回は、経済被害に着目して、現代に関東大震災が発生した場合の被害の大きさやその特徴について考えてみました。

コラム
2023.05.23

防災意識「薄れている」が約8割 ~東日本大震災から12年、被災地での防災意識調査~

2011年に起こった東日本大震災から12年の月日が経過しました。被災地でも高齢化や人の入れ替わりが進み、防災意識の薄れなども懸念されています。今回はあるべき災害への備えや、昨今各方面で取り組まれている防災のデジタル化を含めた防災の在り方を考えていくため、「東日本大震災からまもなく12年 被災地での防災意識調査」を実施いたしました。

調査・リサーチ
2023.04.21

持続可能な地域・社会の形成を目指す産学連携の研究所「共創Lab」

2022年4月に発足した応用地質の研究所「共創Lab」。同年10月には"関東大震災から100年を前にして"とのワーキングペーパーを公表するなど、早くも活動が活発化しています。急激な社会変革の時代に適応した課題解決手法の開発を目指して設立された同研究所について、所長の井出 修氏と、研究員の山﨑 雅人氏、清水 智氏にお話を伺いました。

インタビュー
2023.02.01

愛媛大学・松山市の小学校と共同開発"通学路冠水監視システム"稼働開始

通学路における児童の安全確保が大きな社会課題になっています。交通の安全だけでなく、自然災害により安全が脅かされている通学路も全国には沢山あります。子どもの命を守ることは地域社会にとって大きなテーマです。今回は、全国で初めて設置された、通学路を水害から守る防災システムについて、ご紹介します。

コラム
2022.12.01

災害の到来をリアルタイムで実感「リアルタイムハザードマップ」とは?

災害に負けない強靭な社会をめざす共同事業体「防災コンソーシアム CORE」。応用地質は創立から参画し、現在、分科会にて「リアルタイムハザードマップ」の開発にあたっています。開発の責任者であるサービス開発本部執行役員兼事業開発センターの井出修氏と実務を担う同センター・マネージャーの堀越満氏に、開発中のマップについてなどお話を伺いました。

インタビュー
2022.07.21

重要性がますます高まるBCP 実効性のあるBCPとするには〈後編〉

自然災害の活発化や感染症パンデミックなど、企業を取り巻くリスクが多様化・拡大する中で、事業継続計画(BCP)の重要性が改めて注目されています。前編ではBCPの現状と課題、実効性のある策定方法などについて専門家に話を伺いましたが、後編では、BCP策定の具体的な支援サービスの内容や進め方などについてご紹介します。

インタビュー
2022.06.09

整備された街並みを土砂が襲う!!近年増加する"都市型斜面災害"とは?〈前編〉

豪雨による洪水や土砂災害が頻発化する中、近年増えているのが都市部で発生する都市型斜面災害です。インフラが整備された街並みを突然土砂が襲うこの災害はどのようなメカニズムで発生し、対策には、どのような手立てがあるのでしょうか?専門家への取材を軸に、前編と後編の2回にわたりこの問題を取り上げたいと思います。

インタビュー
2022.06.02

洋上風力発電施設を支える新技術

2050年カーボンニュートラルを掲げる日本。この目標の達成にむけて、特に期待されているのが洋上風力発電です。一方で、日本は台風や地震など自然災害が多い国です。日本で洋上風力発電を行うためには、自然災害の到来にも耐えることのできる強靭な施設をつくる必要があります。このとき重要な要素の1つとなるのが、巨大な風車を支える「地盤」です。今回は、洋上風力発電における「地盤」の問題について、フォーカスしていきたいと思います。

コラム
2021.12.10

土砂災害警戒区域等エリア内であっても、2割の人は「何もしない」と回答 ~土砂災害に対する危機感や避難行動に関する意識調査 パート2~

近年、観測史上初とも言われるような大雨に見舞われるなどの異常気象が多発し、それに伴い「土砂災害」に関する報道を目にする機会が増えています。そこで今回、応用地質では、土砂災害に関する現在の課題および今後の防災の在り方を考えていく目的で、「土砂災害に対する危機感や避難行動に関する意識調査」を実施しました。

調査・リサーチ
2021.12.10

約6割の人が直近1年で土砂災害に対する意識の変化を感じていると回答 ~土砂災害に対する危機感や避難行動に関する意識調査 パート1~

近年、観測史上初とも言われるような大雨に見舞われるなどの異常気象が多発し、それに伴い「土砂災害」に関する報道を目にする機会が増えています。そこで今回、応用地質では、土砂災害に関する現在の課題および今後の防災の在り方を考えていく目的で、「土砂災害に対する危機感や避難行動に関する意識調査」を実施しました。

調査・リサーチ
2021.12.09

応用地質のプロフェッショナルVol.4 ~恐ろしい大地震後の大規模火災延焼予測のエキスパート 佐々木 克憲~

都市部での大地震で懸念される大規模火災。応用地質では、提供サービスの1つである地震被害想定調査の中で、火災延焼とその被害予測のためのシミュレーションを実施しています。今回は、専門チームの中心である地震防災事業部 (現:防災・減災事業部) 防災・減災技術部の佐々木克憲氏にお話を伺いました。

インタビュー
2021.09.22

応用地質のプロフェッショナルVol.3 ~原発事故の放射線モニタリングでも活躍 空中から地下を知る"空中物理探査" 結城 洋一~

ヘリコプターなどの航空機やドローンを使って空中から地下の様子を探る空中物理探査。応用地質では、この技術を用いて地質調査や福島第一原発事故後の放射能モニタリング調査などを行っています。そのエキスパートである結城洋一氏にお話を伺いました。

インタビュー
2021.09.22

応用地質のプロフェッショナルVol.2 ~道路陥没事故を未然に防ぐ!路面下空洞探査チームを率いて 鴨下 智裕~

道路陥没、ひいては、これにより引き起こされる交通事故の原因となる路面下の空洞。「路面下空洞探査チーム」を率いて、この危険な路面下空洞を見つけ出す業務にあたるメンテナンス事業部 (現:防災・インフラ事業部) の鴨下智裕氏にお話を伺いました。また同チームのメンバーである羽田智氏にもご同席いただきました。

インタビュー
2021.08.03

昔の地形図や空中写真から読み取る?"地質リスク"とそのマネジメント

道路の大規模な陥没など、地下掘削工事に伴うセンセーショナルな事故の報道を受け、「地質・地盤リスク」という言葉が注目を集めています。地質・地盤リスクとは何なのか、またこのリスクを事前に調べる方法にはどのようなものがあるのか、実際に地質・地盤リスクマネジメントを業務の中で手がけている社会インフラ事業部 (現:防災・インフラ事業部) の本間宏樹氏にお話を伺いました。

インタビュー
2021.08.03

防災・減災に活かされる"津波シミュレーション"~災害を見える化し、防災対策の社会的合意形成に貢献~

津波の防災・減災においては浸水区域の予測や被害想定において、デジタル空間で津波を再現する津波シミュレーションが大きな役割を果たしています。今回は、応用地質において、その作成業務にあたっている地震防災事業部 (現:防災・減災事業部) の根本信氏にお話を伺いました。

インタビュー
2021.08.03

人命を奪う恐ろしい土砂災害 ~防災対策の種類と最新の調査・モニタリング技術~

一瞬にして多くの人命や財産を奪ってしまうのが土砂災害の恐ろしさ。第1回は、土砂災害3つのタイプ「土石流」、「地すべり」、「崖くずれ」についてお伝えしました。今回は、これら土砂災害に対する防災対策工事や、DXを活用した最新の防災技術などについてお伝えします。

コラム
2021.10.142021.05.31

過去10年間、全国の97%の市町村で水害・土砂災害が発生 ~激甚化・頻発化する豪雨災害から身を守る

年々、被害が大きくなって行くかのような豪雨災害。実際に、近年のデータによれば年間雨量は増加傾向にあり、気候変動や都市化の影響により、水害リスクは高まっていると言われています。豪雨災害から身を守るにはいち早い避難が必要で、そのために早期かつ正確な防災情報の取得が重要になります。

コラム
2021.05.31

大災害に対する備えや事前防災、今後の復興事業を考える ~東日本大震災の被災経験と復興に関する調査~

東日本大震災から10年。応用地質では、「東日本大震災の被災経験と復興に関する調査」を実施しました。被災者の実体験に基くアンケート結果から、来るべき大災害に対する備えや事前防災の在り方、今後の復興事業等について、様々な示唆が得られました。

調査・リサーチ
2021.05.31

「イメージできないことは対策できない」災害を可視化する、地震防災コンサルティング

近年、巨大地震への不安が高まる中、注目されるのが応用地質の地震防災サービス。国や地域の災害対策事業を支えているそのサービスの実際はどのようなものだろうか?長年、応用地質で地震防災に関わる調査・コンサルティング業務に携わっている濱田俊介氏にお話を伺いました。

インタビュー
2021.05.31

東日本大震災から10年 ─ 「最大クラスを想定しなければならない」変化した津波への考え方と対策

大きな津波被害を出した東日本大震災から10年が経ちました。地震防災のための津波のシミュレーションを行なっている根本信氏に、東日本大震災の津波について、また、その後の津波防災の知見に基づく各自治体での津波の対策の状況についてお話を伺いました。

インタビュー
2021.05.31

なぜ、日本は災害が多いのか?

『天災は忘れた頃にやってくる』とは、科学者で随筆家の寺田寅彦の言葉とも言われています。近年では忘れる暇もないくらい、毎年のように大規模な災害が起こるようになってきましたが、私たち日本人は昔から災害と隣合わせで暮らしています。日本で災害が多い理由や、先人たちが残した身の回りで災害リスクを知るヒントについて紹介します。

コラム