インフラメンテナンス分野20230403
地中可視化サービス
概要
都市部の地下には水道管、ガス管、下水道管および電気・通信線などさまざまな地中インフラが存在します。これら地中インフラの情報は、インフラごとに異なる事業者で管理され、また古い配管の位置図が残っていなかったり、実際の埋設位置が図面と異なるなどのケースもあり、地下掘削工事を行う際、しばしば大きな支障となってきました。
地中可視化サービスは、当社の開発した3次元地中レーダー探査車と、日立製作所のAI解析技術により、都市部の道路下にある地中インフラの正確な3次元位置情報を可視化・マップ化し、プラットフォームで一元管理・提供するサービスです。ユーザーは、クラウドを経由して、いつでも必要な場所の地中インフラの情報をオンデマンドで入手することができます。
特長
複数の探査装置を活用し、地下埋設物の位置情報を正確に取得する技術
車両型、手押し型の2タイプのレーダー探査装置を用いて、道路幅などの環境に応じ埋設物情報を取得します。
また、GNSSと全方位カメラにより路面および地上の映像も同時に取得し、地下埋設物の位置情報と連携することもできます。
送受信パターン最適化による埋設物検出能力の向上
レーダーの送受信パターンの最適な組み合わせを導き出し、埋設管検出能力を向上。上下にふくそうした縦断管の検出も可能です。
地点毎の埋設物位置情報を3D表示可能
広域な地図上から、任意の地点の埋設物位置情報を2次元または3次元上で閲覧可能。埋設物位置情報は、地表面からの深度、実写の目標物からのオフセットなども提供します。
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