イニシアチブ等への参画

気候関連財務情報開示タスクフォース (TCFD)

当社グループでは、2019年12月にTCFDへの賛同を表明し、これに基づいて、2021年度には気候変動に伴うリスクと機会を検討・整理し開示しています。

気候変動への対応

TCFDは、G20の要請を受け金融安定理事会 (FSB) の下に設置された、気候関連財務情報の開示に関するタスクフォースです。当社グループは、事業活動としてお客様に気候変動対策のためのソリューションを提供する企業として、TCFDの提言に賛同するとともに、自社の組織活動においても気候変動への対応に積極的に取り組んでいます。

経済産業省TCFD賛同企業・機関一覧ページ

生物多様性のための30by30アライアンス

当社は、2030年までに陸と海の30%以上を自然環境エリアとして保全する目標「30by30 (サーティーバイサーティ)」の趣旨に賛同し、「生物多様性のための30by30アライアンス」に参加しています。

「30by30」とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる (ネイチャーポジティブ) というゴールに向け、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする国際目標です。「生物多様性のための30by30アライアンス」は、30by30目標の国内達成を図るため、環境省を始めとする産官民の有志連合として設立されました。

当社は、本業を通じて培ってきた生物多様性保全に資する最新技術・知見を活かし、30by30の国内目標達成と持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

「生物多様性のための30by30アライアンス」

CDP気候変動プログラム

CDPは、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営する非営利組織 (NGO) で、企業に対して温室効果ガスの排出量や、気候変動などに対する取り組みの情報開示を求めています。

当社グループは、2022年より本取り組みに参加し、第3者による客観的評価を参考にしながら、今後さらなる情報開示に努めてまいります。

GXリーグ基本構想

GXリーグとは、2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据え、現在および未来社会における持続的な成長を目指してGX※に積極的に取組む企業が、官・学と協働して経済社会システム全体の変革を議論するとともに、新たな市場の創造を実践していく場です。

当社では、グループの環境方針に基づき、組織活動で発生するGHG (温室効果ガス) の削減を含む環境負荷および環境リスクの低減に取組むとともに、自社の事業活動としても、脱炭素や資源循環、自然共生社会の実現をめざす様々なサービス / ソリューションを展開しています。

GXリーグへの参画を通じて、これらの取り組みを更に加速化し、カーボンニュートラルと持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

  • GX (グリーントランスフォーメーション)：2050年カーボンニュートラルや、2030年の国としての温室効果ガス排出削減目標の達成に向けた取組を経済の成長の機会と捉え、排出削減と産業競争力の向上の実現に向けて、経済社会システム全体を変革していくこと