地質調査20230403
土砂災害監視20230403
S&DL 間隙水圧計
特長
- 設置対象地盤は、軟弱な粘性土地盤と、ゆるい砂地盤になります。(目安:粘性土地盤でN値4以下、あるいはシンウォールサンプリングの可能な地盤、砂地盤ではN値2以下)
- 圧力変換には半導体圧力トランスジューサを採用。高感度の測定を実現。
- 地上のロガー部はセンサー部 (埋設部) と切り離しが可能。また再利用も可能です。
S&DL 間隙水圧計分解図
- 本器を設置する場合、ロッドレジューサ③と押し込みロッド⑤とを接続する鉛ピン④で固定し、押し込むことにより鉛ピン④が切断し、本器を地中に設置することができます。回収用として使用する場合は、押し込みロッド⑤とロッドレジューサ③が一体となったものをご使用して下さい。
- 間隙水圧計センサ部は、凍結・直射日光による温度変化等に注意してください。
S&DL間隙水圧計挿入イメージ
本器の設置方法を示した図です。
間隙水圧の観測中にポーラスストーンの目詰まりやガスの混入があっては、信頼できるデータを得る上で最も問題になります。つまり、ポーラスストーンを如実に無垢のままで、ガスの混入することなく設置できるかということになります。運搬中に手で触れたり、挿入時に泥水につかることは好ましくありません。本器は透明プラスチックパイプを用いてこれらの問題をみごとに解決しました。
プラスチックパイプはポーラスストーンの保護として、容易に取り扱うことができるようにするだけでなく、内部を完全な脱気水で満たしていますので、ガスの混入も排除されます。このプラスチックパイプは、挿入時に孔底ではじめて外されます。
仕様
センサー部
測定範囲 | 0~350KPa、0~500KPa、0~1000KPa |
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測定精度 | ±0.2%FS. |
使用温度 | 10~50℃ (凍結を除く) |
外径寸法 | φ42×620mm |
データロガー部
A/D分解能 | 24ビット |
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測定間隔 | 1分~10日 |
メモリ容量 | 512KB |
インターフェイス | RS-232C |
電源 | 専用リチウム電池 |
使用温度 | -10~50℃ |
ポーラスストーン
材料 | セラミック |
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透水性 | 1.2×10-5cm / sec |
ケーブル
芯数 | 4芯、ベントチューブ付き |
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外径 | φ8.5mm |
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