地質調査20230403

遺跡・文化財調査20230403

McSEIS-SW

高精度表面波探査システム

広範囲に渡る地盤の不均一性を簡便・低コストで可視化し、建設工事における地盤に起因した予期せぬ事故やコストアップ、施工後の不同沈下等のリスクを低減します。地盤の地表付近を伝わる揺れ (表面波) を多チャンネルで測定・解析することにより深度20m程度までの地盤のS波速度を2次元断面として画像化します。

測定・解析が簡単なため、素早く低コストでS波速度構造を求めることができます。

装置は制御・解析部を除いた測定回路系が筐体に一体化され、従来の装置と比べ小型軽量で運搬が容易となっています。

制御・解析部に専用ソフトをインストールしたノートパソコンを用いる事で、測定から解析までの一連の作業を現場で行えます。

解析ソフトについては独自のCMP解析を用いる事によって短い範囲 (側線) でも、水平方法の解析精度が格段に向上しました。

分野

特長

  • 軽量で運び易く、また低消費電力のため長時間測定も可能です。
  • 本体ケースは、雨に強い防滴構造となっています。
  • 市販のノートパソコンに専用のSWコントロールソフトをインストールしてご利用いただけます。(イーサネット必須)
  • SWコントロールソフトでは高精度表面波探査の解析が可能です。
解析結果例:2次元速度構造断面

仕様

McSEIS-SW 本体

チャンネル数 24ch
入力インピーダンス 20KΩ 0.02μF
利得 24dB、または36dB
周波数帯域 1.75Hz~20KHz
A / D変換器 24ビット
サンプリング間隔 0.0625、0.125、0.25、0.5、1.0、2.0msec
レコード長 16,384サンプル
データフォーマット SEG2
データ保存先 制御用パーソナルコンピューター内の記憶装置 (HDD等)
電源・電圧 DC12V (外部バッテリー等使用)
消費電力 15W以上
使用温度 -30~70℃
本体ケース 防滴構造
外形寸法 254 (W) × 178 (H) × 305 (D) mm 但し突起は含まず
質量 3.6Kg

コントロール用ソフト動作条件

対応OS Windows-7
対応メモリ 512MB以上
必要HDD 500MB以上
その他 イーサネット接続

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