第27回世界道路会議 (PIARC：プラハ大会) にて、「VIBRES®システム」がベストイノベーション賞を受賞

2023年10月2～6日にチェコ共和国プラハ市で開催された、第27回世界道路会議 (PIARC：プラハ大会) にて、グラウンドアンカーの維持管理技術「VIBRES®システム」(中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋、東海国立大学機構岐阜大学と共同研究開発) が「ベストイノベーション賞」を受賞しました。

世界道路協会 (PIARC) は道路と道路交通分野における国際的協力の推進、発展を目的とした、道路交通分野で最も歴史のある非営利の国際機関です (創立1909年、加盟国数125か国)。

同協会では、応募された論文の中から、最も優秀な論文を8部門から選定し、PIARC賞として表彰しています。プラハ大会では500編を超える論文の応募があり、その中から「VIBRES®システム」の技術論文 (Efficient Safety Assessment of Expressway Slope Reinforced by Ground Anchor based on Residual Tensile Load Evaluated by Vibration Method) が「最も優れた革新的な技術」として認められました。

本受賞によって、「VIBRES®システム」の国際的な評価を獲得するとともに、日本の高い技術力を世界に向けて強くアピールする機会にもなりました。

応用地質では、得意とする物理探査技術や長年のインフラメンテナンスに関わる事業活動で培ってきた専門的知見、および最新のデジタル技術等を組み合わせて、今後も世界の持続可能なまちづくりに積極的に貢献してまいります。

参考

• プレスリリース (2023/10/17発信)