OYOフェア2018開催しました

ご来場頂きありがとうございました。

2日間で1300名を超えるお客様にご来場頂きました

ご来場の御礼

この度は、ご多忙の折にも関わらず、OYOフェア2018にご来場賜りまして、誠にありがとうございます。

国は今、地質に起因する施工事故の多発を受けて、全国の地盤データ共有化や、3次元地盤モデルの構築、地下埋設物位置情報の3次元データ化、BIM / CIMの開発など、地下空間の安全に係る民間の技術開発を後押ししています。これらの技術開発は、単に安全の確保に有効となるだけでなく、従来の建設市場における様々なプロセスやプレイヤーの構図を大きく変革するインパクトがあるとさえ言われています。

3次元とICTが変える世界は、建設分野だけに止まりません。人口減少、働き方の改革、グローバル化の進展、自然災害リスクの増大など、過去のやり方では通用しない、多くの変化に社会が直面する中で、防災や運輸、流通など、様々な分野・市場でも大きな変革をもたらす可能性があります。

今回のOYOフェア2018では、「地下空間の見える化で何が変わる?」と題し、このような変革に向けた当社の取り組みや保有する技術資源を皆様にご覧いただきました。それは、3次元の可能性のほんの一部であり、私共も気付いていない3次元の適用領域が、世の中にはまだまだ多く存在していると考えられます。

今後も皆様とともに、更なる資源とアイデアを組み合わせ、3次元を活用した革新的なソリューションを創造していきたいと希望しております。

引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 成田 賢

セミナー

セミナー資料 (概要) はWeb用PDFファイルとなっております。

「当サイトについて」の「著作権について」をご一読頂き、ファイルをダウンロードください。資料は編集・複製・再配布は不可です。特別招待講演のセミナー資料は掲載いたしません。印刷すると一部かけてしまう場合もございます。ご了承ください。

高解像度のものが必要な場合はお近くの事業所にご連絡頂きますようお願い申し上げます。

A SDGs達成に向けた企業への期待 -ESG投資とどう向き合うか- [特別招待講演]

講演者:株式会社 日本政策投資銀行 執行役員 産業調査本部 副本部長 竹ケ原 啓介 様

10/11 13:30 ~ 14:10 非財務的価値に着目したESG (環境 Environment、社会 Social、ガバナンス Governance) への投資が拡大し、上場企業はもとより、サプライチェーンに連なる企業の経営にも大きく影響しつつあります。長期投資家が期待するESGの取り組みとは何か、国連で採択された「持続可能な開発目標 (SDGs)」に取り組む意義を含めて解説します。

B BIM / CIM進展を契機とする生産性向上と全体最適化の実現 [特別招待講演]

講演者:大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 教授 矢吹 信喜 様

10/11 14:40 ~ 15:20 BIM / CIMにより調査設計段階で作成される3次元データは、施工段階で利活用されながら、新たなデータが紐付けられ、維持管理へと引き継がれます。これにより期待される建設生産・管理システムの変革と展望について解説します。

C 「国・自治体向け災害対策情報支援システム」とKDDI の考える IoTデータビジネス [特別招待講演]

講演者:KDDI株式会社 ソリューション事業本部 ビジネスIoT推進本部 ビジネスIoT企画部長 原田 圭悟 様

10/12 13:30~14:10 KDDI、OYO、トヨタ自動車が今春プレスリリースした「国・自治体向け災害対策情報支援システム」について、開発の背景から、実際に適用した場合のメリット及びKDDIが考える今後のIoTデータビジネスについて紹介します。

D 我が国の地熱発電の動向とJOGMECの取り組み [特別招待講演]

講演者:独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 地熱部 部長 西川 信康 様

10/12 14:40~15:20 国は、「長期エネルギー需給見通し」において、地熱発電を「ベースロード電源」として位置づけ、総発電電力量に占める地熱発電の割合を2030年度までに現在の3倍に拡大することを目標として掲げています。本講演では、本目標に向け、我が国の地熱発電の現状と課題、JOGMECの支援策と最近の活動状況について解説します。

E コネクティッドカーを活用した、まちの見える化 [特別招待講演]

講演者:トヨタ自動車株式会社 ITS・コネクティッド統括部 グループ長 田村 誠 様

10/12 15:50~16:30 トヨタでは、コネクティッドカーとして新型クラウンやカローラスポーツ等、商品価値の高い車両を市場投入しております。また、「つながる」ことにより収集されるデータを分析することにより、社会貢献やまちづくりの支援に活用することを考えています。本講演では、ビッグデータの活用事例と今後の取り組みについて紹介します。

F 衛星画像で捉える日本全土の地表面変動履歴

講演者:応用地質株式会社 メンテナンス事業部 上級専門職 水野 敏実

10/11 11:00~11:20 衛星画像の解析により、広域の地表面変動履歴を把握できるようになります。これらの詳細な地盤変動モニタリングデータを、土木・建築構造物の維持管理、防災、環境変化など様々な分野での活用を目指しています。本講演では、広域の地盤変動モニタリングの事例を含めてOYOの取り組みを紹介します。

G “完結版!改正土対法の解説”とその対策法

講演者:応用地質株式会社 技術本部 技師長 門間 聖子

10/11 11:40~12:00 ようやく改正土対法の全貌が明らかになりました。操業事業所の形質変更や、埋立地等の特例ルールはどう変わるのでしょうか。今回は“完結版!改正土対法の解説”として、2019年春に施行する法改正の具体的な内容をお伝えします。またOYOの新しい土壌汚染リスクマネジメントについても併せて紹介します。

H 3次元物理探査技術を用いた地下空間の見える化への取り組み

講演者:応用地質株式会社 社会システム事業部 部長 西山 昭一

10/11 15:50~16:10 BIM / CIMにより3次元地盤情報を利活用する場面が増え、地盤モデルの品質や信頼性が問われるようになってきています。3次元に拡張した物理探査技術を取り入れるなど、地盤情報の品質向上と地下空間の見える化への取り組みを紹介します。

I 西日本豪雨災害への取り組み

講演者:応用地質株式会社 砂防・防災事業部 事業部長 大曽根 啓介

10/12 11:00~11:40 2018年7月豪雨は、西日本の広範囲において河川氾濫、斜面崩壊、土石流など多岐に渡り甚大な災害をもたらしました。災害の発生時期、規模、状況を迅速・的確に把握することがスピード感を持った災害復旧に繋がります。本講演では、迅速な災害復旧支援に貢献できるOYOのICTソリューションを紹介します。

展示情報

インフラの“見える化”

  • Geo-BIMプラットフォーム / 斜面CIM・都市インフラBIM
  • クラウドを活用した次世代インフラマネジメント ほか

災害の“見える化”

  • 災害対応情報支援システム
  • 土砂災害タイムラインシステム ほか

環境の“見える化”

  • 最新ICTを用いた樹木診断 / グリーンインフラの管理
  • 廃棄物マネジメントの見える化 ほか

資源の“見える化”

  • 水資源の見える化~水資源マネジメントシステム
  • 3次元物理探査による地下空間の可視化 ほか

2018年7月豪雨・2018年北海道胆振東部地震 特別展示

当社の2018年北海道胆振東部地震への対応状況 (速報 2018/10/10) (PDF:4.4MB)

その他

当日ご来場いただいた皆様に以下の粗品を進呈いたしました。

  • 防災に役立つ便利グッズのセット
  • 小冊子『防災・減災のススメ』
  • 『土地情報レポート』お試し用QRコード (1回のみ無料で使用いただけます)

※ 事業地やお住いの場所の自然災害リスク情報をレポート形式で提供するサービス。