土砂災害監視20230403
i-Robo Tilt
地すべり地の崩壊監視 / 掘削工事の安全監理に
気候変動の影響により、台風や短時間豪雨による土砂災害や地すべり災害が増加しています。
i-Robo Tiltは、地すべり災害等で斜面崩壊のメカニズム等を調べるための孔内挿入式傾斜計 (デジタルQティルト) の測定を自動化し、測定データを内蔵の携帯電話通信機で送信可能にした新しい遠隔モニタリングシステムです。
- 分野
特長
- あらかじめ設定された測定条件 (測定間隔や測定深度) に従い、傾斜計プローブを所定の深度まで降下させ、その深度で測定した後に傾斜計プローブを50cm毎に引き上げて測定するという動作を繰り返します。また、手動で行う場合と同様に、傾斜計プローブが孔口に達すると、プローブを180度反転させ、再び所定の深度まで降下させて測定します。
- 人の立ち入りが困難な場所や自動観測が望ましい現場条件での適用に最適なシステムです。また、トンネル工事における明かり部の斜面対策や、都市部の近接施工時の地盤変動監視など、多くの建設現場でも活用されています。
- 機械測定のため人為的な測定誤差がなく、精度の高いデータ取得が可能。
- 測定データはメールで送信。また、i-SENSORクラウドを併用することで、遠隔地でリアルタイムでのデータの閲覧・回収も可能。
- 当社製挿入式傾斜計「デジタルQティルト6000」をお持ちの場合、センサーはそのままご利用いただけます。
- アルミフレームにより軽量化を実現。
仕様
本体
センサーのタイプ | デジタルQティルト6000 (MODEL-4480) |
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測定深度 | 100m |
通信部 | パケット通信 (LTE) GPS測位 |
インターフェース | USB2.0 SDカード (SD、SDHC対応) |
電源・電圧 | DC12V 5A |
使用温度 | -10~50℃ |
外形寸法 | 約W800×D600×H1200 (mm) |
質量 | 約50kg (ケーブル100 m時) |
ソフトカバー (オプション)
材質 | ポリエステル |
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外形寸法 | 約W1100×D780×H1250 (mm) |
質量 | 約12kg |
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