再生可能エネルギー分野20230403

再生可能エネルギー熱 (再エネ熱) 利用支援サービス

(再エネ熱) の導入をご支援しています。

企業の気候変動対策、脱炭素の取り組みとしての再生可能エネルギー熱 (再エネ熱) の導入をご支援しています。

分野:

資源・エネルギー事業 > 再生可能エネルギー分野

キーワード:

概要

政府による「2050年カーボンニュートラル」宣言をはじめ、地球温暖化対策推進法の改正や、経済産業省による「クリーンエネルギー戦略」の取りまとめなど、カーボンニュートラルを目指した各種政策が進められています。クリーンエネルギー戦略の中間とりまとめでは、脱炭素化政策の方向性の一つとして、熱利用の高効率化・脱炭素化が示され、産業用ヒートポンプの導入加速、熱回収技術の実証の加速などを強力に推進することが示されています。

企業活動においても、SDGs / ESG経営の一環として、事業形態に応じたGHG (温室効果ガス) の排出量削減への取り組みが進められています。しかし太陽光など他の再生可能エネルギーの導入実績と比較すると、企業活動の中での地中熱や地下水熱・温泉熱などの再生可能エネルギー熱 (再エネ熱 ) の導入や、排熱などの未利用熱の利用、熱利用の効率化・脱炭素化は進んでおらず、熱マネジメント (熱の3R) のさらなる推進が求められています。

概要

企業による未利用熱の利用拡大が進まない背景には、次のような問題があると言われています。

1. 初期投資コストが高い (電力コストとの比較となり投資回収が難しい)
2. 未利用熱の発生状況と利用可否の検討・調整に時間とコストがかかる。

そして、これらの課題に対応するためには、①利用可能な熱の実態把握、②現地の熱利用ポテンシャルと熱需要に応じた最適設計、③経済可能性を含む適用性の評価、④効率的な運用のための維持管理、が必要になります。

当社では、気候変動に対応した企業の具体的な取り組みを支援するため、再生可能エネルギー熱 (地中熱・地下水熱) や排水熱等の未利用熱の現況把握から、未利用熱活用の可能性評価、経済性評価、導入のための調査設計から施工管理、導入後のモニタリングを通じた省エネ評価まで、ワンストップでの企業活動の脱炭素化を支援する再生可能エネルギー熱利用支援サービスを提供しています。

特長

地盤状況に基づく地中熱利用システムの設計・提案

当社が保有する地質情報や地下水解析技術をもとに、地中熱や地下水熱などの再エネ熱利用の適用性や、利用時の効率を的確に評価します。

3次元モデル

3次元モデル

地下水流動解析

地下水流動解析

地中熱ポテンシャルマップ

地中熱ポテンシャルマップ

地中熱利用ポテンシャルマップの作成

3次元地盤モデルによる地下水流動解析結果に基づき、地中熱利用に適した地域をマッピングします。

最適な熱利用方法の検討・設計

現地における排熱や熱利用の状況を評価し、地中熱や地下水熱の利用の適否を含め現地状況に応じた最適な熱利用方法を検討・設計することで、導入コストの低減を図ります。

未利用熱利用システムの設計・施工

地下水熱や温泉熱等、利用可能な熱源と熱需要の状況に応じた熱利用システム構成の検討を行います。また、システム導入に伴うコストや経済・環境・社会的効果の評価、導入プランの作成、実際の施工 / 施工管理まで、お客様の未利用熱システムの導入をトータルで支援します。

最適な熱利用システムの検討・設計の例

最適な熱利用システムの検討・設計の例

地中熱利用システムの施工事例

地中熱利用システムの施工事例

維持管理モニタリング、省エネ効果の見える化

地中熱利用システムの施工事例

地中熱利用システム導入による省エネ効果 (東北事務所)

地中熱システムの運用状況の見える化 (東北事務所)

熱利用システムを効率よく継続的に運用するために欠かせない、維持管理や熱利用状況・地下水状況のモニタリングや、システムの運用状況・省エネ効果の見える化もサポートいたします。

CONTACT このページのサービスに関するお問い合わせ

2022年統合報告書

電話でのお問い合わせ

048-652-3330

営業時間 9:00~17:00 (土日祝日除く)