再生可能エネルギー分野20230403

洋上風力発電事業支援サービス

最先端の海底地盤調査技術で洋上風力発電事業を支援し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。

分野:

資源・エネルギー事業 > 再生可能エネルギー分野

キーワード:

概要

国は2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すと宣言しています。その実行計画として再生可能エネルギーを最大限導入するとしており、中でも切り札として挙げているのが洋上風力発電です。
洋上風力発電では、海底に設置する風車の基礎設計や発電所のレイアウトデザインを検討するため、建設海域の海底地盤調査を行う必要があります。
応用地質では、今後急速な拡大が予想されている洋上風力発電市場にむけて、効率的な海底地盤調査のための独自技術の開発や市場ニーズに対応するためのアライアンス形成などを積極的に進めています。

洋上風力発電施設の基礎構造物のイメージ。
水深や海底の地質状況により、ふさわしい基礎構造物の設計をする必要がある。

特長

効率的な海底地質調査技術の開発

当社は、急速に拡大する市場のニーズに応えるため、強みである物理探査技術や機器開発力を活かし、広域な海底地盤を効率的かつ安全に調査可能なさまざまな新技術を開発しています。

海底逆PS検層 (掘削振動応答式PS検層)

海底地震計

調査模式図

CPT・ボーリング掘削・標準貫入試験等で発生する振動を利用し、海底面に設置した地震計で収録・地盤のS波速度構造を解析します。
気象条件の厳しい洋上地質調査に最適化した、コスト効率の良い調査法です。

海底微動アレイ探査法

海底微動計

調査模式図

波浪等の自然振動を利用し、地震基盤からの地盤のS波速度構造を解析・取得します。SEPや櫓など大型固定設備が不要で、気象条件の厳しい洋上地質調査に最適化した調査法です。

パーカッション搭載型CPTシステム OGS-CPT

大型足場設置例

調査風景

  • 通常のCPT (コーン貫入試験機) では調査不可能な硬質地盤でも適用可
  • ボーリング調査に比べて低コストであり、不貫入部分の試料採取も可能です。

業界最多数の海底地質調査用足場 (鋼製櫓) を保有

洋上風力発電の市場活性化に伴い、海上地質調査のための専用の足場設備が市場で大きく不足し、プロジェクトの進捗が遅れるなどの課題があります。当社では2018年より10基の鋼製櫓を新たに建造し、これら市場ニーズの高まりに対応しています。

海底三次元地盤モデルの提供

既存資料や海底地形・地質調査をもとに、事業海域の高精度な三次元地盤モデルを作成します。設計の経済性や地盤リスクの検討に資することから、多くのお客様より好評をいただいています。

鳥観図

地盤の3次元モデル

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