2025.07.25
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「さくら湖自然教室2025」に講師として参加しました
7月21日、「森と湖に親しむ旬間」のイベントのひとつとして、「さくら湖自然教室2025」が開催されました。
この自然教室は、三春ダム (さくら湖) 周辺の自然に親しみながら、水辺の環境やダムの役割、生物多様性について楽しく学べる地域参加型のイベントです。福島県三春町と国土交通省東北地方整備局三春ダム管理所の主催で、今年で27回目の開催となりました。
応用生態工学研究所は毎年このイベントに参加しており、今年も社員5名が「水生生物観察教室」の講師を務めました。
当日は晴天に恵まれ、夏休みに入ったばかりの多くの小学生が参加しました。子どもたちは川で水生昆虫を観察したり、水質を調べるパックテストを体験したりしながら、三春ダム周辺の自然に触れ、楽しく学びました。
地元の子どもたちが興味津々で取り組む姿に、講師として参加した社員たちも大いに刺激を受け、貴重な交流の場となりました。
三春町の坂本町長や添田教育長もご参列いただき、3つのコースにそれぞれ30名程度の参加者、講師、ボランティアの方々が集まりました。
三春ダム上流の親水公園で水生昆虫の採集観察を行いました。川に入るのが初めての子もいましたが、夢中で水生昆虫を捕まえていました。
水生昆虫を虫メガネで観察し、川のきれいさによる水生昆虫の違いを学びました。子どもたちは講師の説明を熱心に聞いていました。
pH、COD、窒素、リンの4項目をテストして「ややきれいな水」との結果となりました。