OYO 応用地質株式会社

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PERSON社員紹介

防災・減災事業部

鳥本 達矢
解析技術部
2017年入社
理学研究専攻

携わる仕事内容について

現在所属している防災・減災事業部では、自然災害に対応するための被害予測や防災計画の策定支援などをブランド化し、お客様へ提供しています。また、こうしたソリューションのモデル作成や、数値シミュレーションに関連する技術・知見に対して敏感になり、最新情報を収集していくことも社内における重要な役割です。中でも私は、地震動のシミュレーション業務を担当しています。内容は、シミュレーションの結果や観測データの解析を通じた、地震被害の想定や予測です。さらに、解析の計算に使用したモデルや結果の妥当性を評価するといったことにも携わっています。

大学時代に学んできたことを仕事に生かしたいと考えていた私ですが、そういった意味では、とても充実した毎日を過ごすことができています。応用地質には、やりたいと手を挙げれば挑戦させてくれる環境がありますから、それを生かして今後も成長していきたいですね。

仕事のやりがいについて

自然災害を予測するためには地球科学の知識が必要になってくるのですが、地球科学には未知なことも多く、正解がわかりません。ですから、これまでにわかっている知見や技術を駆使して、最善策を探していかねばならない部分が難しいと感じています。このように苦労をしている中、自分の担当した作業の結果を見たお客様から褒めていただけた時や、認めてもらえた時は嬉しいですし、これまでの自分の考えは間違っていなかったのだと、自信にも繋がります。

また、モチベーションを保つためにおこなっているのが、興味を持てそうな部分を探すことです。やはり仕事ですから、すべてに対してモチベーション高く対応することは難しいですが、何か一つでも興味を持ち好きになることで、少しでも気持ちよく、楽しく仕事に向き合えると実感していますね。

応用地質にはどんな人が合っているか

応用地質の仕事は専門的な分野が多く、これといった明確な答えがないことも多々あります。そんな環境の中で、必要になってくるのは「他人と議論ができる力」だと考えています。技術的なことはもちろんそうですが、日々の中で気付いた些細なことに関しても、真正面から向き合い、それに対してしっかりと自分の意見を持って臨む姿勢が大切です。こうした力は、きっと私たちの成長へと繋がり、会社全体の一体感をも生み出すものになると信じています。

私自身、まだまだ未熟な部分ばかりで、先輩方に助けていただくことも多いです。しかし、それに甘えず、一刻も早く一人で担当できる作業を増やし、一人前になりたいと日々努めています。私もみなさんの手本となれるよう精進してきますので、ぜひ一緒に応用地質で成長したいと思ってもらえたら、こんなに嬉しいことはないですね。