PERSON社員紹介

経営企画本部
- 谷口 友理
- 経営企画本部 企画部
2021年入社
教養学専攻
※ 所属・勤務地等は2025年時点のものです。
携わる仕事内容について
私が所属している経営企画本部は、当社が社会に必要とされる100年企業となるための基盤づくりや、さらなる価値創造に向けた企画を担当しています。具体的には、経営計画の立案や経営会議の運営、本部や事業部の調整役などをしています。
私自身は企画部に所属し、主に全社的な従業員エンゲージメントの向上に取り組んでいます。従業員エンゲージメントの向上とは、言い換えれば「社内の誰もがいきいきと働き、成果を上げられる状態」を目指すことです。そのために、各部署が現場の改善に取り組む「小さな」サイクルと、現場と経営層がコミュニケーションを取りながら改善する「大きな」サイクルを推進することが主な役割です。

具体的な活動としては、現場の改善活動が活発化するように「エンゲージメント大賞」という表彰式を開催したり、若手社員と社長の雑談会や同期交流会のファシリテーションを通じて若手の声を集めたりしています。また、経営会議への報告を通じて、現場と経営層の橋渡しを行い、多様な立場の方々との対話を重ねながら、組織の中に前向きな変化を生み出すことに努めています。
この仕事の難しさとは
この仕事の難しさは、「何が正解なのか」がすぐには見えてこない点です。制度を整えても、それだけでは現場の問題が解決しないことがあります。また、一つの施策に対しても賛否が生まれるため、チームや個人の状況によって求められる対応が異なります。
そのため、制度面だけでなく、チーム内での関係性向上や目指す姿の明確化などへのアプローチも重視しています。一人ひとりが率直に意見を言い合える関係性を築き、心理的安全性を高めることが、組織全体の活性化につながると感じています。こうした活動を通じて、社内から「話しやすくなった」「悩みが減った」といった変化が生まれたエピソードに触れると、この仕事をしていて本当に良かったと思います。このように、人と人が互いを大切に思いながら働く環境をつくることが、この仕事の醍醐味だと言えます。

将来の目標について
新入社員の頃、上司から「伝える以上に、伝わることが大事」と言われたことが今も心に残っています。当時、私が作成した資料は情報を詰め込みすぎて、本当に伝えたいことが埋もれてしまっていました。その際、この言葉を上司から教わり、相手が何を考え、どう動くかを想像することが大切なのだと学んだのです。今でも資料を作る際には、この言葉を思い出しながら「これは伝わるのか?」と自問しています。
これからの目標は、誰もが心地よく働けて、かつ成果も出せる職場環境をつくることです。これは簡単な目標ではありません。しかし、長い歴史の中で想像もしなかったような働き方やツールが生まれてきたように、今は理想論だと思われることも、実現できる未来がくる可能性もあります。応用地質は、専門性と親しみやすさを持つ人が多い会社です。そんな皆さんと共に、当社をよりよい会社にしていけるように挑戦し続けていきたいです。
