PERSON社員紹介

防災・インフラ事業部
- 冨永 涼太
- インフラメンテナンス
コンサルティング部
2020年入社
文理学部
地理学科専攻
携わる仕事内容について
インフラメンテナンスコンサルティング部では、社会インフラ (橋梁、トンネル、付属物など) の維持管理をメインとした仕事をしています。
具体的には、既存の社会インフラに関する、点検~補修設計~長寿命化修繕計画策定、モニタリングや解析といった各段階のメンテナンスサイクルをおこなっています。先輩の指示で点検や補修設計などの仕事をしながら、ともに作業する後輩への指導をすることもあります。

“点検”では、コンクリートのうきや鋼材の破断などの変状状況を把握し、応急措置の実施や補修を計画することで、第三者被害を防止します。“補修設計”は、緊急性の高い変状に対して最適な対策工法を選定し、工事するための資料を作成します。“長寿命化修繕計画策定”は、劣化予測や優先順位を踏まえて、将来必要な調査や対策の計画を立案し、自治体の予算化を支援します。業務における、外仕事と中仕事は半々くらいの割合です。また、最近ではAIや新技術を活用することで、作業の効率化を図っています。
この仕事の難しさとは
この仕事の難しいところは、コンクリートや鋼構造の変状を確認して原因を推定することです。例えば、トンネルの覆工面にあるひび割れは、外部からの圧力が原因なのか、材質の経年劣化により生じたものなのかを診断する際に悩むことがあります。立地条件や環境条件も構造物ごとに異なるので、より難しさを感じます。
このような状況でも応用地質には様々な専門家が揃っていますので、常に相談に乗ってもらえる環境があります。同時に、自分で日々勉強していくことも大切だと感じています。

また、お客様にわかりやすく伝える資料を作ることにも難しさを感じます。自分がわかっていることも、現場を見ていない人には想像し難い場合があります。誰が見ても一目でわかる資料作成を、常に心がけるようにしています。
仕事のやりがいについて
お客様が求めているものについて、良い提案をできたときにやりがいを感じます。ご要望への最適案を見つけ出すことは、非常に重要で難しいことです。しかし、ここがコンサルタントの腕の見せどころではないかなと思います。自分の提案が通ったときは特に嬉しいですね。
仕事をしてきて心に残っている言葉は「いつもありがとう」です。普段仕事をしているときにお客様や上司、先輩などから、何気なく言われる感謝の言葉ですが、やはり言われる度に「頑張ってよかったな」と思います。言われるだけで自然と達成感があり、一緒に自信もつきますね。

学生の皆さんへ
ズバリ「旅行好きな人」「コミュニケーションをとることが好きな人」に来ていただきたいです!前者は、全国各地に現場があるので、旅行好きにはもってこいの仕事だと思います。その地域で有名なご飯を食べたり、普段見ることのできない風景を見れたりなど、楽しめます。後者は、コンサルタントなのでお客様とコミュニケーションをとる機会が多いためです。協力会社の方々と連携して業務を進めることも多いので、コミュニケーション好きな人は向いているかと思います。
また、応用地質はワークライフバランスを推進している会社です。仕事を楽しくやることはもちろんですが、プライベートも充実させてこそ。時には資格取得に向けて勉強もしつつ、「休むときは休む」を心がけ、休日はどこかにお出かけしたりしています。
将来の目標について
「応用地質ではこの人に相談すれば良い!」と言われるようになりたいです。今現在は学生時代に専門で学んでこなかった分野に携わっており、応用地質に入社して以降、業務の中でハマりこむように興味を持ちました。上司や先輩が常に教えてくださるありがたい環境で、これからも勉強しさらなる知識を身につけていきたいと思います。
