研究概要

当研究所は、生態系の変化に関する調査研究を、貯水池(ダム湖)完成後の環境変化を中心に行っております。調査研究の主な内容は以下のとおりです。

微気象貯水池の出現に伴う微気象変化を明らかにするために、ダム建設前後の気温、風速・風光など微気象の変化を調査研究しています。
水質流域単位での河川の水質特性を明らかにするために、小流域ごとの土地利用や表流水・地下水の動態を勘案した水質実態を調査研究しています。
生態系湖岸植生貯水池湖岸の植生の価値や保全に向けた提案を行うために、ダム湖岸の植生の変化や植生の機能を調査・研究しています。

研究成果の例「貯水池出現に伴うダム湖岸の樹木の変化」
魚類生態系外来魚の効率・効果的な防除方法を提案するために、貯水池やため池に生息する外来魚の分布、生活史、捕獲方法、個体群動態を調査研究しています。
河川の水生生物ダム建設後のダム下流河川の環境改善に向けた提案を行うために、ダム建設後の河床構成材料の組成、植生、底生動物、付着藻類の変化を調査研究しています。
火山山麓と植生

名古屋大学と火山山麓における土砂災害防止に関する共同研究

応用地質株式会社は、名古屋大学減災連携研究センター地域社会減災計画寄付研究部門と共同し、火山山麓における土砂災害の発生メカニズムを、地形・地質・植生との関連から明らかにし、火山山麓における土砂災害防止、植生を利用した土砂災害防止に関する研究を開始しました。11月26日から28日には、平成25年台風26号により土砂災害が発生した伊豆大島に、調査団を派遣し、現地調査を行いました。応用生態工学研究所の研究員は、植生分野の担当者として共同研究に参画しています。

【ご参考】ニュースリリース(2013/12/6)
荒廃地と植生

中国における荒廃地の緑化・環境復元と土地利用に関する共同研究

応用地質株式会社は、2013 年6 月18 日、中華人民共和国の清華大学美術学院建築環境芸術設計研究所と、錫林郭勒盟永聯商貿有限公司との間で、「内モンゴル自治区の荒廃地の生態環境復元・土地利用に関する技術研究」共同研究を行うことになりました。応用生態工学研究所の研究員は、植生分野の担当者として共同研究に参画しています。

【ご参考】ニュースリリース(2013/6/18)