事業ポートフォリオに関する基本的方針
基本的方針
- 応用地質グループは、その経営理念と経営ビジョンに合致し、日本と国際社会の持続可能な発展に貢献できる事業として、グループの事業を、インフラ・メンテナンス、防災・減災、環境、資源・エネルギーの4つの事業セグメントに位置付け、応用地質の各事業部とグループ会社が連携して事業活動を推進してまいります。
- 応用地質グループは、グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、応用地質の各事業部とグループ会社を、資本収益性と成長性、並びにグループにおける位置付けと今後の成長戦略等を勘案して評価し、それを踏まえて、グループ事業ポートフォリオ運営に関して、定期的に取締役会で検討を行います。
事業ポートフォリオの見直し状況
応用地質の各事業部やグループ会社の事業について、その資本収益性や成長性、グループにおける位置付け、今後の成長戦略等の視点から取締役会で定期的に議論を実施しております。その結果、これまでに次のような事業ポートフォリオの見直しを決定・実施しております。
グループ会社の売却
- 海洋地盤調査、海底資源調査事業を行っていた米国のグループ子会社の NCS SubSea, Inc. を売却 (2022年6月)
【理由・狙い】資源・エネルギー事業の脱炭素市場への転換加速
グループ会社の買収
- インフラモニタリングや、地盤調査、地盤改良等の事業を行っているシンガポールの Geosmart International Pte. Ltd. を買収 (2022年10月)
【理由・狙い】シンガポール建設市場でのワンストップサービス提供 - 画像認識AI事業、AIシステムの企画、設計、開発等の事業を行っている (株) OXを買収 (2023年1月)
【理由・狙い】AI開発とAI技術活用によるグループの競争優位性強化
グループ会社の合併
- 地盤調査、耐震調査、模擬地震波作成等の業務行っている応用ジオテクニカルサービス (株) を計測機器レンタル、計測サービス等の業務を行っている応用計測サービス (株) に吸収合併することを決定 (2023年4月実施予定)
【理由・狙い】経営資源の有効活用と効率化・合理化による経営基盤強化