防災・減災のススメの使い方

ポイント1

各ページの赤字は、自然災害さいがいに関連する重要なポイントです。留意りゅういして読ませるようにしてください。覚えておくと『防災ぼうさい減災げんさいのススメ』の内容ないよう把握はあくできます。

ポイント2

各ページ内のき出しは、図表や重要なことををわかりやすく説明しています。調べる内容ないようもあるので、いっしょに調べてみてください。

災害さいがい時のワンポイントアドバイスもあるので、必ず覚えるようにしてください。

ポイント3

文章や図表のなかに専門せんもん用語で読めない漢字があれば、調べるようにうながしてください。

学校での使い方

自然災害さいがい・気候変動・風水害・土砂災害どしゃさいがい・雪害・地震じしん津波つなみ液状えきじょう・火山・ハザードマップの項目こうもくから1~2つほどトピックとしてき出しています。

理科や社会の授業じゅぎょう避難ひなん訓練に、補充ほじゅう教材として使用することができます。

具体的には導入どうにゅうの話題提供ていきょうや最後のまとめ学習や宿題で部分的に使用することができます。

住んでいる地域ちいきで最近の災害さいがいを調べてみましょう。 P.1
身近な持続可能かのう開発目標をさがしてみましょう。 P.3
内水氾濫はんらんと外水氾濫はんらんちがいをまとめてみましょう。 P.6
土石流、地すべり、がけくずれの前兆現象げんしょうちがいをまとめてみましょう。 P.12-14
住んでいる地域ちいきは雪害の危険性きけんせいはありますか?雪害にあった時のシナリオを作ってみましょう。 P.15-16
住んでいる地域ちいきにある断層だんそうを調べてみましょう。 P.17
身近な建物の建築けんちく年代と建物の種類を調べてみましょう。 P.22
津波つなみ注意ほうが発表されるのは津波つなみの高さが何mでしょうか? P.24
液状えきじょうしやすい場所と過去かこ液状えきじょうが発生した場所があるか調べてみましょう。 P.25
降灰こうはいが発生すると、どのような生活の支障ししょうがあるでしょうか? P.26
災害さいがい別に避難ひなんの方法が変わります。ちがいをまとめましょう。 P.27
ハザードマップを確認かくにんして、危険きけん箇所かしょさがしてみましょう。 P.28

家庭での使い方

P.27-29ハザードマップへん

ハザードマップとは、自然災害さいがいが発生したさい被害ひがいが予想される地域ちいき避難ひなん場所、避難経路ひなんけいろなどをしめした地図のことです。住民が災害さいがいそなえ、迅速じんそくかつ安全に避難ひなんするための情報じょうほう提供ていきょうします。

ハザードマップを見ながら実際じっさいに歩いて避難経路ひなんけいろが安全かどうか確認かくにんしましょう。

  1. 1災害さいがい別に避難ひなんの方法が変わります。ちがいをまとめましょう。
  2. 2住んでいる地域ちいきは、どんな種類の災害さいがい可能性かのうせいがあるでしょうか。
  3. 3ハザードマップを確認かくにんして、危険きけん箇所かしょさがしてみましょう。
  4. 4危険きけん箇所かしょ把握はあくしたら、家までの安全な道をさがしましょう。
  5. 5危険きけん箇所かしょ把握はあくしたら、避難ひなん所までの安全な道をさがしましょう。

15で調べたことをP.29の「ハザードマップで確認かくにんしよう」らんに書きましょう。

P.29の「緊急きんきゅう時の連絡れんらく先・避難ひなん場所」を家族で相談して決めましょう。

P.31-34非常ひじょう用持出品・備蓄品編びちくひんへん

非常ひじょう用持出ぶくろ非常ひじょう時にすぐ持ち出せる場所 (例:玄関げんかん) に置きましょう。

P.31~P.33のチェックリストを見ながら、非常ひじょう用持出ぶくろを作りましょう。

備蓄びちく品は災害復旧さいがいふっきゅうまでの数日間を自足できるように準備じゅんびしておくものです。

P.33備蓄びちく品チェックリストを見ながら、備蓄びちく品を用意しましょう。

消費期限しょうひきげんは必ず確認かくにんして、つねに入れえるようにしてください。

P.34常時携行じょうじけいこう品や災害さいがい時にあるといいもののリストがあります。家族と相談しながら、一緒いっしょに用意しましょう。