建設工事における自然由来重金属対策

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自然由来重金属は掘削等を伴う工事により地表面付近に露出し、空気や水に触れることで雨水や地下水を汚染し、人への健康被害や生態系、農業・水産業へ悪影響を及ぼすことがあります。

掘削ずり(掘削工事等で発生する破砕された岩石や土砂)は含まれる重金属の溶出量によって残土としての処理方法も異なり、工事費にも影響が生じます。また、次々と搬出される掘削残土は速やかに処理する必要があることから、残土に重金属が含まれるかどうか、溶出量はどの程度であるかは迅速に分析する必要があります。

応用地質グループの自然由来重金属対策サービス

調査・分析だけでなく、施工プロジェクト全体を見通した対策計画から工法設計まで、お客様事業をトータルでサポートしています。

  • 事業全体を見通した対策計画の提案
  • 現地調査
  • 室内分析(公定法分析)
  • 現場での迅速分析(施工段階のモニタリング的な検査)
  • 解析・対策工設計(移流分散、工法選定比較等)

自然由来重金属対策の
トータルソリューション

 

蛍光X線分析装置を用いた迅速分析


トンネル工事等の現場では、掘削ずりの有害性を短時間で判断しなければならない場合があります。このような現場においては、迅速かつ高精度な蛍光X線分析が有効であり、対策コストの縮減と工期短縮に貢献します。

多様な試験法を用いたリスク調査


公定法だけでは長時間経過後の酸化状況の評価が十分ではなく、対策が必要な掘削ずりかどうかの判断は難しいものとされています。この課題に対して、長時間の重金属の溶出状況を模擬した試験があります。長時間の重金属の酸化状況を評価し、施工後の酸化リスクの低減をはかります。

移流分散の3次元解析


自然由来の重金属等を含有する岩石・土壌の発生源ではなく、敷地境界や飲用井戸のある地点等でのリスク評価を行います。保全対象への影響の有無を確認することで、サイト毎にリスク評価と措置を決定します。

 また評価地点における将来的な地下水濃度について3Dの移流分散解析を行うことで、プロセスを可視化します。

リスク管理を取り入れた合理的な工法選定


重金属を含む掘削ずりの対策は、保全対象への影響を考慮しながら、リスク管理を取り入れた複数工法の中から、最も合理的な工法を決定します。

例えば、盛土施工箇所において、シート工法と吸着層工法を比較する場合、評価地点における将来的な地下水濃度シミュレーションを行い、環境基準をクリアできるか検証します。またコスト比較も行い、合理的な工法を提案します。

迅速公定法分析でシームレスな施工を支援


グループ企業のエヌエス環境(株)では、施工現場に即したオンサイトでの迅速分析サービスを提供しています。
前日夕方に検体を受付し、最短で翌日午前中に分析結果を出すことが可能です。さらに、トンネル工事の現場においては、地質技術者による地質評価(掘削中のトンネル切羽の地質観察により、工事の安全や進捗に影響する地質の診断を行うこと)と併せて迅速公定法分析を行うことにより、施工業者の技術的判断を高め、対策土量の増加やスケジュールの遅延といった施工リスクを低減することができます。

迅速公定法分析についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

エヌエス環境株式会社
03-3432-5451
03-3432-2191
関連サイト:トンネル工事現場での自然由来重金属類の迅速分析

このページのサービスに関するお問い合わせは下記までお願いします。

お問い合わせ

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応用地質株式会社 地球環境事業部
029-851-6621
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