ドナウ川支流ティサ川上流域の洪水速報
<破堤の瞬間を捉える>

( 写真提供はハンガリーのMr. Gyorgy Magyari による )

日本でも洪水時に堤防決壊がしばしば見舞われることがありますが、その時の気象条件や時間により破堤に至る状況や破堤の瞬間を詳細に捉えることが極めて稀です。3月中旬に発生したドナウ川支流ティサ川の氾濫時に堤防の裏のり崩壊から破堤に至る瞬間を捉えることができましたので、ここに速報としてお知らせします。
なお、本資料はハンガリーの友人Nagy Laszlo 氏(OVF上級顧問)を通じてGyorgy Magyari氏のご好意により提供されたものです。現在、Nagy氏は洪水被害対応に追われておられ、詳細は別途機会を設けて公表していきたいと考えています。
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ドナウ川支流のティサ川上流域では3月初めからの暖気と3月中旬の2日間の大雨の影響で急激に融雪が進み、ウクライナ、ルーマニア、ハンガリーで大規模な洪水氾濫が起こっています。
ハンガリー国内では4箇所、ウクライナ国内では8箇所以上の堤防決壊が起こり、洪水氾濫域は総延長約100km、幅5〜15kmに及んでいます。

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ティサ川上流域での氾濫地図
図1 ティサ川上流域での氾濫地図 (「週間ハンガリー経済」誌の図に加筆)
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写真1

写真1 
堤防裏のり面にのり崩れが発生している。
(3月6日撮影)
(Tivadar付近のティサ川右岸堤防@)

写真2

写真2 
新たなのり崩れが発生(手前ののり崩れ個所。奥側ののり崩れは写真1の個所)。
(Tivadar付近のティサ川右岸堤防A)
(3月6日撮影)

写真3

写真3 
のり崩れが天端に到達し、堤防の崩壊が始まる瞬間。
(Tivadar付近のティサ川右岸堤防B)
(3月6日撮影)

写真4

写真4 
満杯の河川水が一気に天端崩壊箇所から堤内地に溢れる状況。
(Tivadar付近のティサ川右岸堤防C)
(3月6日撮影)

写真5

写真5 
空から見た破堤箇所の状況。
(Tivadar付近のティサ川右岸堤防D)

写真6

写真6 
堤防天端に水防活動した時の土のうが延々と見られる。
(Tivadar付近のティサ川右岸堤防E)

写真7

写真7 
住宅地を浸水から守るため土のうで街を囲んでいる状況。

写真8

写真8 
道路盛土が氾濫水を堰上げるので、緊急に道路を切り開いているところ。

写真9

写真9 
緊急の道路を切り開き、氾濫水を下流に流し、応急の仮設橋を設置した状況。



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