サスペンションPS検層システム/サスペンションPSロガー 3670
地盤強度(弾性波速度)調査用 検層システム

PS検層とは、構造物の耐震設計に必要な地質構造や地盤特性の情報を取得したり、建物や橋梁基礎の支持層を特定するために土木分野、建築分野で広く用いられている地質調査手法の一種です。
サスペンションPS検層システムは、通常のPS検層システムでは適用が困難な大深度地盤や海上調査での調査に最適化された当社開発のシステムです。
サスペンションPS検層システムは、強力なP波S波を同時に発生可能な振源と、その上部に配置した2個の受振器からなる漂遊型構造のプロープで構成されています。サスペンションPSロガーは、これら専用のサスペンションPS検層プローブを接続して、PS検層データを収録する装置です。ラインアップデータ処理機能によりフィールドにて簡単にデータの確認をすることができます。

ポイント

  • 装置の起振部と受振部が近接し、地上からの震源が必要ありません。
  • 地表のノイズ等を気にすることなく高速でデータ取得ができる画期的なPS検層システムです。
  • 都市部での地表ノイズが多い場所、海上など地表での起振場所が確保できない場所、発電所など重要構造物を対象とした大深度での調査に適しています。

 

特長

  • データ収録には、16ビット高精度デルタ-シグマA/Dコンバーターを採用しています。しかも、2.5μsecの高速サンプルレートを実現しています。
  • データファイルのフォーマットは、サスペンションPSロガーフォーマットとExcel (Microsoft社製品)などで扱うことのできるCSVフォーマットをサポートしています。
  • 計測中のデータは内蔵ハードディスクに一旦、記録されます。これらのデータは、操作メニューから簡単にUSBメモリステックにコピーして取り出すことができます。
  • ラインアップデータ処理機能も持ち、フィールドにてデータ確認作業が容易にできます。
  • 装置は小型・軽量で、また省電力設計されています。
  • 装置は日本語仕様と英語仕様があり、OSであるWindows XP SP3 OEMバージョン(Microsoft社製) はそれぞれの言語に対応しています。

サスペンションPS検層測定イメージ

サスペンションPS検層プローブ

仕様

データ収録部

入力成分数 2成分
入力インピーダンス 600Ω(600Ω:7kΩトランス結合)
利得(プリアンプ増幅率) ×4、×16、×64、×256(±5%)
周波数帯域 60~10,000Hz(±10%)
A/D分解能 16ビット
サンプレングレート 2.5、5、10、20、50、100、200μsec
メモリ長 1024、2048 ワード
トリガーディレイ 0~9msec (1msec毎に設定可能)
記録媒体 HDD、USBフラッシュメモリ
データフォーマット サスペンションPSロガー専用フォーマット、CSV

 

フィルター

ローパスフィルター 400、800、1600、100,000Hz 12db/OCT(±10%)

 

計測制御

測定モード 手動、半自動、全自動
データスタック回数 1~9回 ※任意設定可能
ショットパルス幅 0.4、0.8、1.6msec
ソレノイド駆動電圧 約300V
深度カウンター -14.00~510.00m ※LCDに表示
プローブ移動速度 0~99(m/min) ※LCDに表示

 

その他の機能

ラインアップモード 同一孔内データのファイル番号を複数選択し、これらのファイルからV成分だけ、又はH1とH2成分の両方を選んで深度順に並べて表示・印字する機能。
ノーマライズ、クリッピング機能も持つ。
位相補正 S波成分の一旦保存されたデータに対して自動位相補正する。

 

システム総合

CPU ULV Intel Celeron processor 400MHz
HDD 80GB
メモリ 256MB
OS Windows XP SP3 Professional
ディスプレイ カラーLCD 1024×768dots 10.4インチ
インターフェイス USB1.1/2.0(外部プリンター、USBメモリ、マウス用など)
動作電圧 DC10.8~13.2V (12Vバッテリー)
消費電流 3.0Amax (システム起動時) ※電源電圧12V時
2.5Amax (起動後) ※電源電圧12V時プローブへの充電時を除く
寸 法 330(W)×270(D)×220(H)mm
重 量 8.2kg
動作温度 0~45℃
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