S&DL間隙水圧計

高精度、高感度、長期安定性の間隙水圧計

地中の間隙水圧の測定は、沈下・安定の有効応力に基づく解析を行なう上で欠かせません。

本装置は、高精度、高感度、そして長期安定性を有する間隙水圧計です。S&DL間隙水圧計では、パソコンを用いて観測データ収録、測定条件の設定などを行ないます。

設置対象地盤は、軟弱な粘性土地盤と、ゆるい砂地盤です。その目安としては、粘性土地盤でN値4以下、あるいはシンウォールサンプリングの可能な地盤、砂地盤ではN値2以下の地盤を対象としています。

特長

  • 圧力検出面が脱気水で満たされています。
  • 圧力変換に、半導体圧力トランスジューサを用い、高感度の測定を可能としました。
  • 地上のロガー部はセンサ部(埋設部)と切り離しができますので、再利用が可能です。
S&DL間隙水圧計分解図 注意事項

1)本器を設置する場合、ロッドレジューサ③と押し込みロッド⑤とを接続する鉛ピン④で固定し、押し込むことにより鉛ピン④が切断し、本器を地中に設置す ることができます。回収用として使用する場合は、押し込みロッド⑤とロッドレジューサ③が一体となったものをご使用して下さい。

2)間隙水圧計センサ部は、凍結・直射日光による温度変化等に注意してください。

 

S&DL間隙水圧計挿入イメージ 説明
左図は、本器の設置方法を示した図です。
間隙水圧の観測中にポーラスストーンの目詰まりやガスの混入があっては、信頼できるデータを得る上で最も問題になります。
つまり、ポーラスストーンを如実に無垢のままで、ガスの混入することなく設置できるかということになります。運搬中に手で触れたり、挿入時に泥水につかる ことは好ましくありません。本器は透明プラスチックパイプを用いてこれらの問題をみごとに解決しました。プラスチックパイプはポーラスストーンの保護とし て、容易に取扱うことができるようにするだけでなく、内部を完全な脱気水で満たしていますので、ガスの混入も排除されます。このプラスチックパイプは、挿 入時に孔底ではじめて外されます。

仕様

センサー部

 測定範囲 0~350KPa,0~500KPa,0~1000KPa
 測定精度 ±0.2%FS.
 動作温度範囲 10~50℃(凍結を除く)
 外径寸法  φ42×620mm

データロガー部

 A/D分解能 24ビット
 測定間隔 1分~10日
 メモリ容量 512KB
 インターフェイス RS-232C
 使用電源 専用リチウム電池
 動作温度範囲 -10~50℃

ポーラスストーン

 材料 セラミック
 透水性 1.2×10-5cm/sec

ケーブル

 芯数 4芯、ベントチューブ付き
 外径 φ8.5mm
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