2021年03月18日
南相馬市での植樹について
東日本大震災の発生から今年で10年になります。
当時、福島県の南相馬市では、高さ10m以上もの津波が押し寄せ、沿岸の防災林の多くが流されてしまいました。
当社は、防災林の復旧をめざす「南相馬市いのちを守る緑の防災林活動」に賛同し、防災林育成技術「保育ブロック苗」の研究も兼ねて植林活動を続けています。
保育ブロック苗は、早期に直根を地中深くに誘導させる働きを持っており、より倒れにくい強い防災林を育てることができます。当社ではこれまで、2017年11月と2018年5月の2回に分けて、ヤマザクラやケヤキ、トベラ、マサキ等の苗木2,000本以上を植栽しました。
写真は今年3月10日に撮影した現在の状況です。
美しい防災林の景色が少しでも早く復活してくれれば嬉しいですね。
2021年3月撮影
【参考】2020年8月撮影