海洋石油資源探査のリスク低減ソリューション

高分解能四次元探査でビジネスの意思決定をサポート

近年の石油市場の低迷

近年の世界の原油価格は、欧州や新興国での景気減速や米国のシェールオイル開発による世界的な供給過剰により、2015年より低迷をつづけています。産油国や石油開発企業の採算は大幅に悪化し、このような状態が長引くことで世界経済全体へもネガティブな影響を及ぼす可能性があります。

石油は今後も引き続き世界のエネルギー供給の中心

国際エネルギー機関IEAの「世界エネルギー展望(Energy Outlook)2017」によると、世界経済の成長と人口の増加により、2040年にはエネルギー需要は30%増大し、中でもエネルギーの一次利用に占める再生可能エネルギーの割合は、エネルギー全体の40%まで拡大すると報告されています。

その一方で、石油の需要は2040年まで減少はするものの大きくは減らないとしています。それは、電気自動車の普及でガソリンやディーゼルの需要は減少しますが、航空機や輸送トラックの燃料、石油化学製品の分野が大きく伸びると予想されているためです。石油は引き続き世界のエネルギー供給の中心であり、世界経済の安定的な成長のために重要であると考えられています。

世界のエネルギー消費の予測
出典:米国エネルギー情報局「International Energy Outlook 2017」

このような中で、海底の石油貯蔵層(リザーバー)に対する当社グループの四次元探査技術(高分解能かつ三次元で可視化した地質構造の時間経過による変化をモニタリングする新技術)が石油採掘リスクを軽減する新たなソリューションとして注目されています。原油価格の低迷により、石油関連企業の財政力が低下し、大きな経済的リスクを伴う新規開発になかなか着手できませんでしたが、当社グループの四次元探査技術は、低迷する原油価格の下であっても石油各社のビジネスを成立させる切り札の一つとなる可能性を秘めています。

従来型3D探査
P-CableシステムによるUHR3D探査
※UHR: Ultra high resolution(超高分解能)