地盤可視化による地質リスクの低減

地盤の3次元可視化技術で
新たな市場を創造

1. 3次元地盤情報サービス

博多駅前の陥没事故など、地盤に起因する事故やトラブルの報道により、地盤問題に対する社会的な関心が高まっています。地面の下は基本的には目に見えないため、地質の不確実性(地質リスク)に起因する設計の不具合や工事の遅延は、実はしばしば起こっています。

地面の下は、常に均質な構造をしているわけではありません。3次元的に複雑な構造をしていることがあり、隠れたリスクを見つけるためには、3次元での地盤の可視化が非常に重要になります。

3次元は、従来は専門家でしかわからなかった地面の下の世界を一般の人にも開放します。 正確にモデル化された3次元での地盤情報を共有することにより、私たちの住む場所やビジネスの安全性、投資すべき不動産の価値、土木工事に伴う周辺環境への影響の有無など、 専門家の判断に仰ぐしかなかった問題について、誰もが簡単にアクセスできるようになります。そのことにより、新たなサービスや市場が生れてくる可能性もあります。

弊社つくばオフィス敷地内での実証実験による3次元地盤解析イメージ

当社は現在、地盤の完全な3次元化の実現にむけて、3次元での物理探査技術とモデル化技術、およびこれらをビジネスに展開するためのプラットフォームを同時進行で開発中です。3次元での物理探査手法の一部とプラットフォームは2018年度には完成予定です。

GPS付き単点型地震探査測定器ATOMと3次元解析イメージ図

 

2. CIM(Construction Information Modeling)について

CIMとは、調査・設計・工事・管理といった一連の建設生産プロセスに3次元モデルを導入・連携させることで、従来プロセスの非効率性や建設事故発生のリスクを低減させ、建設システム全体の高度化と生産性向上が期待される技術です。国土交通省の推進する「i-Construction」(※)の中でもCIMは主要な取組みに位置づけられます。CIMの完成には地盤の3次元モデルの完成が不可欠であり、当社が現在、そのポジションにおける重要なキープレイヤーとなっています。

※少子高齢化等で建設分野の労働者や熟練技能者の数が少なくなる中、ICTの全面的な活用によって建設生産システム全体の生産性向上を図り、効率的なインフラの整備・維持管理を実現していく取組み。

ダム貯水池地すべり対策工事の3次元モデルイメージ

 

3. 地盤3次元モデル関連ソフトウェアの開発

当社では、土木地質調査で取得したデータを元に3次元地質モデルを作成するツールを開発・販売しているほか、3次元地質解析技術の品質向上と技術普及を目的として、全国地質調査業協会連合会の協力のもと設立された3次元地質解析技術コンソーシアムに参画しています。3次元地質解析技術コンソーシアムでは、当社の開発した3次元地盤モデルの入門ソフトウェア「OCTAS Drafter」を無償で公開しています。

◆当社で開発した3次元地質モデル作成ツール

ソフトウェアおよび関連サービスの価格についてはお問い合わせください。

 

geocre

【主な機能】
①地質モデリング
  ・三次元空間でリアルタイムなモデリング作業を実現
  ・割れ目/褶曲/レンズ/断層など様々な地質モデルに対応可能
  ・数cm~数10㎞の地質モデルを同一空間で扱うことが可能
②構造物モデリング
  ・三次元CADの能力を生かしたモデル精度を確保
  ・汎用的CADデータ(二次元・三次元)の利用が可能
③モデル分析機能
  ・モデル精度チェック
  ・モデル同士の干渉チェック
  ・コンター図作成
  ・断面図作成
  ・面積/土量計算 など
④基本地質データ解析
  ・ボーリング情報入力/可視化(PRO版に搭載)
  ・ボーリング柱状図作成
  ・ボアホール解析(PRO版に搭載)
  ・地質構造ステレオ解析  など
⑤CG・可視化
  ・高品質レンダリング
  ・アナグリフ
  ・アニメーション作成 など
⑥管理
  ・統合データ管理
  ・階層型レイヤマネージャ
⑦データ入出力
  ・柱状図xmlデータ入力/出力
  ・txt(点群),国土地理院DEM,各種画像,VRML,各種CG
   CADデータ(DXF/DWG)など

【動作環境】
◆対応OS
   Windows 7/8/10 64bit推奨
◆ハードウェア
   Intel Corei3~i7 および互換プロセッサ
8GB以上のRAMを推奨
OpenGL 2対応グラフィックスボード推奨
   フルHDサイズモニター 解像度1920×1080px 以上

 

octas

【主な機能】
①可視化対応データ
  ・三次元CADデータ(dxf Ver2004)
  ・VRMLデータ(VRML 2.0)
  ・色付き点群データ
  ・モデル柱状図データ(xml)
  ・統合データ(独自形式:圧縮・暗号化)
  ・属性情報
②画面表示
  ・モデル断面表示(スライド/任意指定)
  ・縦スケール変更
  ・属性情報表示
③データ出力機能
  ・三次元モデルの断面図表示
  ・断面図のCADデータ出力

【動作環境】
◆対応OS
   Windows 7/8/10 32bit/64bit(推奨)
◆ハードウェア
   Intel Corei3~i7 および互換プロセッサ
8GB以上のRAMを推奨

 

coreroku

【主な機能】
(1)コア写真登録
(2)コア情報入力
(3)孔壁情報入力
(4)ボーリング情報可視化

【特徴①入力作業の見える化】
◆コア情報入力の背景図として高画質のコア写真を利用します
◆画像情報を確認しながらデータ入力を行うため,見落とし・重複などの入力ミスを抑え作業の進捗を見える化できます

【特徴②コアグラフによる可視化】
◆入力した様々なデータを横並びに可視化し,単一孔の地質状況を俯瞰することができます
◆コア写真上には判読情報を重ね,その横に入力項目毎にグラフ表現を指定し,それらを組み合わせて数秒~十数秒で可視化します

【動作環境】
◆対応OS
   Windows 7/8/10 32bit/64bit(推奨)
◆ハードウェア
   Intel Corei3~i7 および互換プロセッサ
8GB以上のRAMを推奨
   フルHDサイズモニター 解像度1920×1080px 以上

 

OCTAS ダウンロード(無料)

以下のサポートページよりダウンロードいただけます。
OYO GeoToolsサポートページ(リンク先:https://www.oyogeotools.com/index.html

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