「バーミヤーン渓谷の文化的景観と考古学的遺跡群」の保存
2007年5月、当社と独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所は、「バーミヤーン渓谷の文化的景観と考古学的遺跡群」(アフガニスタン)の保存に向けて共同研究を始めました。バーミヤーン遺跡保存事業は、日本政府がユネスコに拠出したユネスコ文化遺産保存日本信託基金によって開始されました。アフガニスタン情報文化省とユネスコの協力の下、日本、イタリア、ドイツ、フランスの専門家とイコモスが連携して事業を実施しています。
保全計画の立案のためには、崩壊危険箇所の予測と、緊急に対策を要する箇所を特定した上で、適切な処置が必要となります。そのためには、崖の地形地質上の特徴を把握し、岩盤工学的手法を活用して、現状での崖の力学的強度や今後の強度変化予測を行うことが不可欠となります。そこで、2007年、当社職員が調査団の一員として、現地調査を行いました。そして、東西2kmにわたる崖全体の地質分布を把握するとともに、崩壊に至る斜面の安定度評価を崖全体にわたって実施しました。
2010年3月、共同研究の成果のひとつとして、書籍を共同出版しました。
・シリーズ名/アフガニスタン文化遺産調査資料集 第4巻
・タイトル/バーミヤーン遺跡の地下探査
・サブタイトル/第1次および第2次ミッションの成果
・編集/独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター、
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所、応用地質株式会社
・発行所/明石書店
・発行日/2010年3月20日(初版第1刷)
さくら湖自然環境フォーラムの実行委員会として参加
応用生態工学研究所は、福島県田村郡三春町で地域住民のために行われている「さくら湖自然環境フォーラム」に実行委員会メンバーとして参加。さくら湖を取り巻く自然環境や生態系を見守りながら、水源地の活性化に向けて地域住民と一体となり支援活動を行っています。
通算9回目となる去年のテーマは「外来魚を釣って、食べて、考えてみよう」でした。外来生物はもともと、人の都合で持ち込まれた生物であり、それが今では人の都合で駆除され、人間に翻弄されています。責任を外来生物に転嫁しないで、正しい知識を持って、考えていくべき問題であるということを学ぶことができました。

新潟市内の小学校でヘドロに関する調査の指導
新潟市内を流れる通船川、栗ノ木川は、かつてはきれいな川でしたが、近年はヘドロの発生が問題になっています。この地域の小学校は、川と人との関わりといった人文社会的な観点から、生息する生物とその環境といった自然科学的な観点まで広い分野を対象とした総合学習を実施しています。当社への依頼事項は、ヘドロに関する調査の指導をしてほしいということでした。
現地の観察では、「黒くて石油みたいだけど燃えるの?」とか、「肥料になるの?」などと子ども心に浮かんだ疑問をストレートにぶつけてきます。子どもたちに、なぜヘドロを調べようと思ったのかを聞いたところ、ヘドロをなくしてきれいな川にする方法を考えたいとのことでした。
身近な環境の問題を認識し、改善するために行動したいという考えを聞き、子どもは思った以上にものを考えているという印象を持ちました。なかには、当社の業務に興味を持って、後日、会社を訪ねてくれた子どももいました。
ジオハザード財団への支援
1991年の設立から現在に至るまで、GHI財団の活動とそのミッションに対し支援をしています。これまで、GHI財団は、20以上の国で災害のリスクを啓蒙し、学校校舎の耐震安全性を改善し、地域政府の対応能力を高めてきました。OYOの継続的支援は、開発途上国の自然災害リスクを世界中の人に認識してもらう、という財団の活動に欠く事のできないものです。
最近では、スマトラ島における津波からの避難方法についての検討や、インドで小学校の耐震安全性の確保と地震に備えるための訓練を行っています。
- 2009年6月24
- 手軽に利用できる水防災教育用資料の紹介(PDF:811Kbyte)
- 2007年9月25日
- 記念出版図書「それでもピサの斜塔は倒れない」を発刊(PDF:258Kbyte)
- 2006年6月16日
- 地域の環境学習に協力
- 2006年6月13日
- 地震防災関連教材「ぶるる」が中央防災会議で紹介
- 2005年8月23日
- 間伐材を積極的に活用し、緑と水を守る













